スイスと言えばのFREITAGデビューした話

Gueten Abig

日本では増税とキャッシュレスが話題ですか?

私はもともと現金持ってないのに飲みに行ったりするくらいキャッシュレス派ですが(汗,スイスや欧州ではプリペイドとか色んなキャッシュレス方法がほとんどなく,大体クレジットかデビットで決済出来ます.現金を使うのはラボのcoffee subscriptionとスーパーのカートを借りるのに使う2CHFコインがメインなくらいで,ETHにくるランチトラックや土曜の朝市ですら現金なくても何とかなります.

日本ではICOCAWAONと紙幣を栃木レザーの薄いお札入れに,小銭と鍵をABRASUSの小さい小銭入れに入れておけば,財布は家に忘れても大丈夫くらいの勢いでした.残念ながらApple Pay非対応のクレジットカードしか持ってないので,Zürichに移ってからは家計と個人のクレジットカード2枚と大学関係のカードの2枚でスペースが足りなくなりました.また,小さい小銭入れの欠点だと思うのですが,鍵を止めておくネジが案外外れやすく,紛失してしまってただの小銭入れになってしまいました(それでもコンパクトなので重宝はしてるのですが).そして,日本では問題ありませんでしたが,5CHFのコインが大きくて入らない問題が発覚しました.現金使わないから意外に鬱陶しい...家やらラボやらロッカーやらで鍵が増えたので,どの道こちらも別のキーホルダーに移行しました.

小物関係はミニマリスト志向なので,小さいふやらイルビゾンテやら前から目をつけてたのは多数あるのですが,こちらではそう簡単には手に入りません.Amazonもないので通販はかなり限られています.物価も,日本より安いものは果物くらいしかすぐには思いつかないくらい高くて苦痛なくらいです.スイスは日曜に店が開いていないので,貴重な土曜日をショッピングに費やしたくもありません.

というわけで,スイスではかなりメジャーなFREITAGの財布を買いました.FREITAGと言えば日本でも目にすることが増えた気がしますが,もともとはスイス発祥のトラックの幌をリサイクルしたカバンのメーカーです.Zürich中央駅から一駅のHurdbrückeからすぐのFlagship Storeがあります.前々から一つくらいカバンが欲しいなと思っていましたが,値段と案外重たいのを理由に尻込んでいました.財布やアクセサリーはそこまで気になりませんでした.使用済み品の加工品だと思うと,高価だと感じるかもしれませんが...

もともとSCHURICHというシンプルで薄めの財布に目を付けていたのですが,今回はカード5枚とコインの入るBRANDONというもっと小型のタイプにしました.紙幣は多くても5枚くらいしかないので,小さく折りたたんで仕舞えば十分です.

今回は多くの在庫品を見比べてわかったのですが,全てが一点物なだけあって個体差がでかい...布地の質感だけでなく,厚さにバラツキが大きくあります.ラッキーなことに薄い商品を見つけることが出来ました.カード5枚とコイン10枚,3枚折の紙幣5枚を入れて,ケース入りのiPhoneより少し厚いくらいです.

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裏面にカードを一枚収納できます.

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蓋を開いてカードをまた一枚.

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開けてすぐコインケースなので,持ち方には最初注意が必要かもしれません.

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三つ折りなので,もう一段開くとカード収納がもう3枚分.

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ミニマリスト系の財布でググっても日本ではあまり紹介されてないんじゃないかなと思います.値段も50CHF,残念ながら?日本の方がもう少し安い値段で買えます.それがわかると購買意欲が余計に削がれるんですが...

というわけで,スイスにちなんだ話でした.FREITAGはスイスでメジャーなメーカーなので,街や大学を歩いていると持っている人をかなり目にします.これで少しはスイスに馴染めるかな...